飲食かぁ……

さて、昨日の日記では「なぜメイド喫茶の店長にされそうになったら夢が詰むのか」が説明できてなかったのでしよう。
俺を知ってる人間なら10人いれば9人は確実に、飲食業は向いてないと思うだろう。
その原因をハッキリと指摘できる人間はあまりいないと思うが、なんとなく「向いてない」とは誰でもわかる、という感じだと思う。自分ではその正体が分かってるけど、それはある種の「マメさ」だ。
実は飲食系の仕事は、まったく経験が無いわけではない。高校時代には飲食系のバイトをやったことがあるからこそ、飲食業に必須のこのマメさが完全に欠落してることが分かっているわけだ。
 
そして、その欠点を修正したいとは全く思っていなかった。
そもそも関東に出てくるというのは故郷を去るに値するだけの「やりたいこと」をやるためにいたわけで、その「やりたいこと」はゲーム開発とライターだった。
しかしここで飲食店の店長になったらゲームのディレクターもプランナーも、拘束時間的にやる暇が無くなる。下手をすると、ライターだって怪しくなる(飲食系の拘束時間はハンパではないから)
 
なにより根本的にこの申し出は、向こうが善意で言ってるだけに非常に断りにくい。
ゆえに、関東にはいずらくなったわけだ。逆に飲食業は無くなる和歌山に戻れば、今までどおりとは行かなくても、どちらも細々とでもやれるしな。
 
そして2010年の元旦の初日の出に、2010年の壁を越えたことを感謝しつつ拝んだ。俺は40歳になることが出来たということを神に感謝しながら。