俺が帰郷した理由

いま、俺が住んでいる和歌山はひどいことになっているけど、それでも俺は元気です。
さて、俺は2000年から2005年頃まで千葉に住んでいたけど、その後東京を引き払った。
 
理由は簡単、「詰んだ」から。
詰んだ、というのには3つの意味があります。ひとつは残ライフ、ひとつは夢、そして最後のひとつは日光照射量です。
 
残ライフは、単純に2005年の時点で漠然と「あ、このまま過ごすと2010年を拝めないな」と思ったこと。
夢は、かつてパソコン雑誌PC-GIGAの連載で書いたけど、ある仕事で知り合った闇社会の紳士の人から「オマエもそろそろ一国一城の主になる時期だろ」と言われ、秋葉原メイド喫茶的な何かのの店長にさせられそうになったこと。
日光照射量は、日光に当たらない生活を続けすぎたためか冬季性欝の症状が出始めたことです。
 
鎧戸を締め切った部屋で昼間寝て、夜になると原稿を書くために起きる生活を送るうちに、絶対的な日光照射量が減り、北国の住人に多い冬季性欝の症状が出始めました。
その後、欝の原因が早期に割り出せたのはいいものの、改善しようと思った矢先に闇のジェントルメンから呼び出され、当時流行り始めていたメイド喫茶的な何かの店を持たせてやると押し付けられそうになったわけです。
そうこうしながら(もちろん、自分がメイド喫茶の店長になった場合も考えて)寿命を考えた場合、
ああ、2010年は拝めないな
と普通に思い至りました。
 
今思えばあのとき、関東引き払ったの正解だったな。超クソゲー3出せたし。